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- しゃくれ（受け口）
こんなお悩みはありませんか？
- 前歯の噛み合わせが逆になっている
- 横顔を見ると下顎が前に出ているように見える
- 発音がはっきりしない、聞き取りにくいと感じる
- 食べ物が噛みにくく、丸のみすることが多い
- 将来もこのまま歯並びが整わないのではと不安になる
このような症状は、お子さまのしゃくれ（医学的には下顎前突症・反対咬合）に見られるサインです。見た目の印象だけでなく、噛み合わせや発音、顎の成長にも関わるため、早めのチェックと治療が大切です。堺市堺区、南海高野線「浅香山駅」から通いやすい畑﨑歯科医院では、小児矯正を通してしゃくれの改善に取り組んでいます。
しゃくれ（受け口）とは
しゃくれは、医学的には「下顎前突症」や「反対咬合」と呼ばれます。下の歯が上の歯よりも前に出ている状態を指し、大きく分けて2つのタイプがあります。
| 下顎前突症 | 下顎の骨そのものが大きく、上顎より前に出ている状態 |
|---|---|
| 反対咬合 | 顎の骨格は正常だが、歯の生え方によって噛み合わせが逆になっている状態 |
下顎前突症と反対咬合の特徴
| タイプ | 特徴 | 改善の難しさ |
|---|---|---|
| 下顎前突症 | 通常は上顎がやや小さく下顎は大きめに発達し、下顎が過度に成長することで起こる | 矯正治療のみでは難しく、手術が必要になる場合あり |
| 反対咬合 | 骨格に大きな異常はなく、前歯の傾きや生え方が原因で起こる | 矯正治療で改善が可能 |
しゃくれの原因
遺伝的要因
歯や顎の大きさ、骨格は遺伝の影響を受けやすく、その特徴によって受け口になる確率が高まります。
上下の顎のバランス
上顎の成長が不十分であったり、下顎が過剰に成長したりすることで、上下のバランスが崩れ受け口につながります。
口周りの癖
舌の位置異常
安静時に舌が下顎に位置していると、下の歯を押し出す力が働きます。
指しゃぶり
3歳以降も長時間続く指しゃぶりは歯並びに悪影響を与えます。
口呼吸
鼻呼吸ではなく口呼吸になると舌の位置が低くなり、顎の発育や歯並びに悪影響を及ぼします。
歯の生え方
前歯が内側や外側に傾いて生えることで、見かけ上のしゃくれに見えることがあります。
年齢別の治療法
乳歯期（3〜6歳頃）
マウスピース型矯正装置「ムーシールド」を用いて舌の位置や動きを整えます。治療期間は約6か月〜2年です。
混合歯列期（6〜12歳頃）
上顎拡大装置を用いて上顎の成長を促し、噛み合わせを整えます。治療期間は約2年です。
永久歯列期（12歳以降）
ワイヤー矯正によって歯の位置を動かします。治療期間は約2〜3年です。
成人期（顎の成長が完了した後）
矯正治療と外科手術（顎矯正手術）を組み合わせます。下顎を後ろに下げるセットバック手術や、上顎を前に移動させる手術などがあります。保険適用の場合、費用は60〜80万円程度です。
お子さまの受け口が気になったときには早期にご相談ください
しゃくれ（受け口）は、見た目だけでなく噛む力や発音、顎の成長にまで影響する症状です。お子さまの歯並びに気になる点があれば、できるだけ早い時期に相談することが重要です。
堺市堺区、南海高野線「浅香山駅」すぐの畑﨑歯科医院では、お子さまお一人ひとりに合わせた小児矯正をご提案しています。早期対応が将来の大がかりな治療を避ける第一歩になります。ぜひお気軽にご相談ください。
