歯並びが悪くなる習慣へのアプローチ

  • HOME>
  • 歯並びが悪くなる習慣へのアプローチ

歯並びが悪くなる習慣とその改善

歯並びの乱れは、生まれつきの骨格や歯の大きさだけでなく、日常生活の中に潜む習慣によっても大きく影響を受けます。ここでは、代表的な習慣と当院での改善アプローチについてご紹介します。

指しゃぶりやかみ癖

指しゃぶりやかみ癖

指しゃぶりや唇・爪をかむ、鉛筆やタオルを噛むといった行動は、出っ歯やすきっ歯、上下の前歯が噛み合わない開咬の原因になります。当院ではリマインダーシールやご家族の声かけを取り入れて意識づけをおこない、MFT(口腔筋機能療法)によって唇や舌の正しい使い方を身につけていきます。

舌の癖(舌で歯を押す・突き出す)

舌の癖(舌で歯を押す・突き出す)

舌で前歯を押したり、歯の間から舌を出す習慣は、前歯の隙間や出っ歯、開咬を引き起こします。この場合は、舌を正しい位置である「スポット」に置く練習を繰り返し、ポッピングやティップといったMFTトレーニングで改善を図ります。

口呼吸

口呼吸

鼻炎やアデノイド肥大が原因で口呼吸が続くと、口が常に開いた状態となり、下顎が下がって舌の位置も低くなります。その結果、不正咬合や顔の成長への悪影響が生じます。当院では耳鼻科と連携し鼻呼吸ができる環境を整え、MFTで口を閉じる力を養います。

頬杖

頬杖

片側だけに頬杖をつく習慣は、顎の位置のずれや歯列のゆがみを招きます。このような場合には、正しい姿勢の指導とあわせて机や椅子の高さを調整し、無意識の頬杖を防止していきます。

寝ている時の姿勢

うつぶせ寝や横向き寝が続くと、顎のゆがみや歯列不正の原因となります。仰向けで寝る習慣をつけ、枕の高さを見直すことで日常生活から改善を進めます。

立ち姿勢・座り姿勢

猫背や足が床につかない状態での座り姿勢は、顎の位置が不安定になり、歯並びや噛み合わせに影響します。正しい姿勢を意識するとともに、椅子や足台を工夫して安定させることが大切です。

悪い習慣をやめるために大切なこと

これらの悪い習慣をやめるためには、まず「絶対にやめる」という強い気持ちを持つことが重要です。そして「よい顔になる」という前向きな意識を育て、ご家族が支えとなり、日常のちょっとした工夫(シールや声かけなど)を取り入れながら支えていくことが、改善への近道になります。

当院の取り組み

原因を探って治療

歯並びの乱れの背景に「遺伝」と「習慣」がどう関わっているのかを精査し、それぞれに合った改善策をご提案します。

MFT(口腔筋機能療法)

舌・唇・頬など口周りの筋肉を正しく機能させるためのトレーニングを導入。矯正治療の効果を高め、後戻りを防ぎます。

MFT(口腔筋機能療法)とは

MFT(口腔筋機能療法)とは口周りの筋肉を正しく機能させる訓練の事です。歯並びやかみ合わせは口周りの筋肉がいかに機能するかで変わってきます。ここでいう口周りとは舌・唇・頬の事をいい、歯並びや顎の成長に悪影響を及ぼす口周りの癖を改善する事を目的とします。

お子さまにこんな様子はありませんか?

  • 常に口がぽかんと開いている
  • 頬杖をついている
  • 口を閉じた時に舌が上顎の裏意外の場所にくっついている
  • 食べ物を飲み込む時に舌が歯の間から出てくる
  • 唇をぎゅっと閉じるとへの字になる
  • 爪を噛む、指しゃぶりが癖
  • サ行、タ行、など特定の音が不明瞭(舌ったらず)

歯並びを悪くする代表的な口周りの癖、悪習慣

歯並びや噛み合わせの悪さの原因は遺伝によるものだけではありません。幼少期の生活習慣やちょっとした癖などが不正咬合や歯並びへ悪影響を及ぼす事があります。また矯正治療が終了しても口周りの癖が改善されていなければせっかく治した歯並びも後戻りしやすくなります。

このような癖、習慣が見られれば注意が必要です
  • 指しゃぶり
  • 舌で歯を押すなどの舌癖
  • 口呼吸

おうちでできる簡単MFTトレーニング

特別な器具などは必要ありません。お家にあるもので簡単に始める事ができます。気づいた時にお子様が取り組めるように習慣づける事が大切です。

MFT(口腔筋機能療法)トレーニング一覧
トレーニング名 主な目的 方法のポイント
口の体操 頬・舌・口周りの筋肉をバランスよく鍛える
  • 頬をふくらませる/すぼめる
  • 舌を上下左右に動かす
  • 「パピプペポ」と口を大きく動かす
ぶくぶくうがい 頬の筋肉をバランスよく使う
  • 水を口に含み、右・左交互に頬をふくらませる動きを繰り返す
飲みこみ方トレーニング 正しい嚥下を習得する
  • 舌先を「スポット」に置き、舌全体を上顎に押し付けながら水を飲み込む
スポット 舌を正しい位置に保つ
  • 舌先を上の前歯の裏側の付け根の少し後ろ(スポット)に置く
  • 自然に口を閉じる習慣づけになる
ポッピング 舌を持ち上げる力を強くする
  • 舌全体を上顎に吸い付け、ポンと音を立てる(10回ほど)
ボタントレーニング 唇を閉じる力を鍛える
  • ボタンを唇の裏に入れ、紐を引っ張っても外れないように唇を閉じる(紐は床と並行に)
ティップ 舌先の筋力を鍛える
  • スティックを舌先で押す
  • 舌が曲がらないよう真っ直ぐにする

※表は左右にスクロールして確認することができます。

おうちでできる簡単MFTトレーニング

上記のトレーニング以外にも多数のトレーニングがあります。どのトレーニングもいつでも簡単にトレーニングする事ができます。軽い症状では矯正治療をおこなわなくてもMTFトレーニングだけでも改善するケースもあります。お子さまの症状に合わせてくわしくご案内させていただきますので一度当院までお気軽にご相談ください。

072-238-9743

診療時間
9:30〜12:30
14:00〜19:00

:9:30〜13:00

休診日:土曜日午後、日曜日、祝祭日